スタッフブログ

おかげさまで好評いただいております208ですが、セールスの視点で、ココが良いなというポイントをひとつ紹介させていただきます。
ヨーロッパカーオブザイヤーを受賞する程ですので、デザイン、走り、安全装備など全てにおいて、もちろんよくできた車でございます。

私のおすすめポイントは、タイトルのとおり手で触れたときの「感触」です。

こちら208GTLINEですが、シートはアルカンタラ＆テップレザー仕様です。アルカンタラはスウェード調の合成皮革ですが、すべりにくい事と見た目が良いことから車の内装、特にスポーツカーなどによく使われる素材です。手触りはまさにスウェードのような毛足が感じられなめらかで良い質感です。
サイドサポートをはじめ縁取るように配置されたテップレザーにも意味があります。よく擦れる部分に耐久性の高いテップレザーが使われているのです。
全体がアルカンタラですと、耐久性に問題があり、全体がテップレザーだとすべりやすくなってしまうので、いい所を組み合わせてデザインされております。

テップレザーというのは、合成皮革なのですが、最近の合成皮革はかなり質感が良くレザーに引けを取らない手触りです。また、リアルレザーのように伸び縮みしないので、経年劣化しにくい利点もございます。
シートを近くで見るとブルー＆イエローのステッチがあしらわれており、208を象徴するヴァーティゴブルー、ファロイエローを彷彿とさせます。フランス車らしい遊び心を感じるポイントですね。ステッチの手触りも良く仕立ての良い洋服のようです。

日々車に触れている私たちだから感じる事かもしれませんが、洗車をして拭きあげる際に、ボディラインの美しさを感じます。
いろいろな車を洗車しておりますが、目で見ていてはわからない細かなデザインの計算が読み取れます。
208はシャープで力強いデザインに見えますが、曲線が多いです。出たり引っ込んだり、エッジが立っているのには意味があります。どこから見ても美しく見えるよう考え抜かれてバランスがとられています。洗車するたびに、眺めるたびに新しい発見があり、何となく絵画や、彫刻などの芸術作品に触れているような気持ちになります。
ぜひ皆様にも直接ご覧いただきたい車です。
208シリーズは現在、展示車はございませんが、試乗車をご用意しております。
ご来店の際は、事前にご予約をいただくとスムーズにご案内させていただけます。ご相談お待ちしております。