プジョー盛岡のブログをご覧頂きましてありがとうございます。
サービスアドバイザーの佐々木でございます。
2024年もどうぞ宜しくお願い致します。
寒い中、皆様はいかがお過ごしでしょうか。インフルエンザや引き続きコロナも流行っておりますのでお身体をご自愛くださいませ。
さて今回のテーマは車検時のヘッドライトについてお話ししたいと思います。
車検時検査項目は3つあって、
・光量
・カットオフライン
・色
この項目に基準値を満たしていないと車検不適合となります。
最近不適合となるケースで多いのが、ヘッドライトレンズが経年による曇りのよる光量不足、社外製ヘッドライトバルブ装着によるカットオフライン不明瞭、などがございます。
例えば最初の画像と2枚目のヘッドライトレンズの状態を比較すると一目瞭然ですよね。
LEDバルブかハロゲンバルブかの違いはございますが経年によるレンズの曇りにより、求められる光量を確保する事が難しい状態です。
こうなるとヘッドライト交換もしくはヘッドライトレンズを磨く事で車検基準値光量を確保しております。
また社外製等のヘッドライトバルブを装着する事でカットオフラインが不明瞭となり、対向車を幻惑させる可能性がございます。
マルチリフレクターレンズやプロジェクターレンズ(鏡で光を集めて狙った位置に照射するヘッドライトレンズ)などでヘッドライトバルブの突き出し量の長さや形状によって、このカットオフライン位置が変化してしまい、調整不可となると車検不適合となる事があります。
ハロゲンバルブから光量が大きいHIDやLEDバルブに交換されますと明るすぎてカットオフラインすら出ない、なんて事例もございます。
夜道を照らすヘッドライトはできるだけ明るい方がいいですが、対向車もあるので難しいところですね・・・。
最近では対向車を感知して対向車を避けてヘッドライトを照射するマトリックスヘッドライトが新車の一部採用されております。
試乗車もご用意しておりますので機会がございましたら是非ご体感してみて下さい。
ヘッドライトは暗すぎず明るすぎず、適度な光で夜道を照らしたいですね。
皆様の車検、点検のご予約を心よりお待ちしております。